スポニチ 2008年11月4日
詐欺疑惑が浮上した音楽プロデューサー、小室哲哉(49)が、数々の大ヒット曲を犯罪に利用していたことが3日、分かった。多額の借金を抱えていた中、なりふり構わず名曲群を悪用したことはファンに大きなショックを与えそうだ。
音楽ファンでもなかなか知らない「音楽著作権」をめぐる詐欺事件。音楽ビジネスにたけたことで巨万の富みを得たその経験と知識を犯罪に悪用してしまったようだ。
まず、音楽の著作権は作詞家、作曲家、音楽出版社の3者が持つ。大阪地検特捜部の調べによると、小室は既に音楽出版社に譲渡していたはずの一部楽曲の著作権を自分の関連会社に二重譲渡していたという。
その疑惑があるのは小室が手掛け日本音楽著作権協会(JASRAC)に登録してある全806曲中の数十曲。200万枚を売り上げ97年の日本レコード大賞を受賞した安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」や、自らのユニット「globe」の「DEPARTURES」など、日本ポップス史に残る名曲が含まれている。
これらの曲は既に音楽出版社が著作権を保有しているが、小室からの譲渡後、JASRACを管轄する文化庁に連絡しなかった。同庁への報告義務はなく、そこで小室は自らが著作権を持っているように装い、知人が経営し自ら役員を務める音楽関連会社に著作権を譲渡した形で文化庁に登録していたという。
特捜部では、小室がこの知人に借金をしていたことをつかんでいる。小室は投資家男性に5億円を振り込ませた理由を「離婚した妻(吉田麻美)が著作権使用料を差し押さえているのでその解除のため」としているが、借金返済に充てたとみている。音楽ビジネスの構図に精通していたプロ中のプロ。特捜部は著作権の登録制度を悪用した実態の解明を進めている。
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小室哲哉:5億円詐欺で逮捕へ!離婚も濃厚
2008年11月4日
人気音楽プロデューサーの小室哲哉(49)が所有していない著作権を譲渡すると偽って兵庫県内の投資家から5億円をだましとった疑いが強まり、大阪地検特捜部は3日、小室ら取引に関係した計3人の逮捕状を取った。4日に事情聴取し、容疑が固まり次第逮捕する。一時は高額納税者番付に名を連ねた小室だが、事業の失敗で多額の借金を抱えていた。関係者によると、一緒に音楽ユニット「globe」を組む妻のKEIKO(36)とも離婚することになりそうだ。
90年代の日本の音楽シーンの頂点に君臨し、手掛けたCDの総売り上げは1億7000万枚を超える希代のヒットメーカーが逮捕される。
問題となっているのは06年8月、小室が手掛けた計806曲分の著作権を10億円で売却すると兵庫県芦屋市の投資家男性に持ち掛けたこと。その曲の大半は小室が作詞作曲したものだったが、実際は著作権を譲渡する権限はなかったという。それを知りながら、同月に代金の一部として男性から5億円を受領し、だまし取った疑いが持たれている。
関係者によると、大阪地検特捜部から小室は「きょう4日に詳しい事情を聴きたい」と言われており、その場で逮捕される見通しだ。
96年から2年連続で高額納税者番付の第4位に入り、年間所得が20億円に達するなど日本の音楽史上最も稼いだ男と言われた。それが他人の金を詐取するという誰も想像もできなかった転落ぶり。ひとつの原因は00年に香港に設立し、株式上場させた音楽制作会社「ロジャム」の失敗だ。
世界のメディア王、ルパート・マードック氏率いる会社と組むなど“世界のTK”としてビジネスに参入したものの、上場から1年足らずで大幅な赤字に転落。02年に持ち株すべてを売却し、損失額は70億円といわれている。
その後は転落の一途で米ロサンゼルス、ハワイ、バリに持っていた豪邸やスタジオを売却。3億円相当のベンツやフェラーリなど高級外車も売り払った。02年に離婚した前妻の歌手の吉田麻美(33)との慰謝料は7億円に上り、05年にはJリーグ「大分トリニータ」への年間スポンサー料7000万円を滞納。所属していた吉本興業からも契約を解除された。
関係者によると「いまも1億~2億の印税収入がある。だが、浪費癖が直らないから借金は増えるばかりだった」という。一方で、スタッフたちの月給を滞納し、次々と部下が去っていった。「その代わり、音楽とは関係のない世界からいろんな人たちが群がってきた。今回の事件は、その象徴だろう」と指摘する。
転落する夫を支えてきたKEIKOも、かなりショックを受けているという。昨年11月12日に実父を亡くし、もうすぐ1年。小室もKEIKOの実家に迷惑を掛けられないことから、離婚には合意するとみられる。
◆小室 哲哉(こむろ・てつや)1958年(昭33)11月27日、東京都生まれ。早実から早大に進学するも音楽活動を優先し中退。84年に音楽ユニット「TM NETWORK」を結成しデビュー。94年から華原朋美、安室奈美恵らに楽曲提供を始め、ミリオンを連発。01年5月に歌手の吉田麻美と結婚したが、02年3月に離婚。同年11月22日にglobeのKEIKOと結婚。尚美学園大学(埼玉県川越市)芸術情報学部の特任教授で音楽特論を担当。血液型O。(スポニチ)
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小室哲哉・音楽プロデューサー、5億円詐欺容疑で逮捕へ
ポップスで数多くのヒット曲を手掛けた小室哲哉・音楽プロデューサー(49)=東京都港区=が2006年、音楽著作権の売買を巡り兵庫県芦屋市の個人投資家の男性から5億円をだまし取ったとして、大阪地検特捜部に詐欺容疑で刑事告訴されていたことが3日分かった。特捜部は4日、同プロデューサーを事情聴取し、容疑が固まり次第逮捕する方針。
関係者らによると、小室プロデューサーは06年8月、自ら作曲するなどした約800曲について、自分が著作権を譲渡できる権限があるように装い、男性に10億円で譲渡する仮契約を結んだうえ、代金の一部として5億円をだまし取った疑いが持たれている。
これら楽曲の著作権は当時、小室プロデューサーの知人が経営する音楽事務所が保有。小室プロデューサーは男性に「今は知人に持ってもらっているが、自分が言えば著作権の移転手続きができる」などと説明していた。実際は、小室プロデューサーはこの音楽事務所の経営判断を下す立場になく、譲渡を決定する権限がなかったという。(07:00)
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小室哲哉プロデューサー、5億円詐欺容疑!4日にも逮捕!!
スポーツ報知 2008年11月4日06時01分
人気音楽プロデューサーの小室哲哉氏(49)が、所有していない著作権を譲渡すると偽って兵庫県内の投資家から5億円をだまし取った疑いが強まり、大阪地検特捜部は3日、詐欺容疑で4日に逮捕する方針を固めた。小室氏は3日夜までに大阪市内に入ったという。近年は事業の失敗や離婚の慰謝料支払いで多額の借金を抱えていたという。手がけたCDの総売り上げ約1億7000万枚、1990年代の音楽シーンを席巻した超大物の逮捕に、業界が激震する。
関係者によると、小室氏らは2006年8月、806曲分の著作権を所有しているように偽り、10億円で売却する契約を兵庫県芦屋市の投資家男性・A氏と締結。同月、代金の一部として5億円を受領し、だまし取った疑いが持たれている。806曲の大半は小室氏自ら作詞・作曲したものだが、著作権の一部はすでに他に譲渡されており、小室氏には譲渡する権限がなかったという。
5億円の返金を求められた小室氏は07年10月、A氏に対し、返還債務がないことの確認と、1億円の慰謝料を求め提訴した。神戸地裁尼崎支部に出した訴状では「5億円の送金は受けていない」と主張。小室氏が取締役を務める「トライバルキックス」社の代表取締役が、小室氏に無断でA氏に送金させて使ったとした。さらに、A氏から再三にわたり返金を求められたことで精神的苦痛を負ったとして、慰謝料も請求した。
しかし、A氏側は今年2月、「小室氏は著作権譲渡の権限がないのを隠していた」と、5億円の返金と慰謝料など1億円を求め反訴。5億円を先に支払った理由について、A氏側は書面で、小室氏が離婚慰謝料の支払いに関し、著作権の使用料を差し押さえられており、その解除に必要だと頼まれた、としている。
結局今年7月に、A氏側の請求通り、小室氏が解決金6億円を支払うことなどを条件に和解が成立。だが、解決金が約束の9月末までに支払われなかったことから、A氏が小室氏を大阪地検に告訴したという。
小室氏は1984年に3人組ユニット「TMネットワーク」でデビュー。90年代になると、多くの女性歌手のプロデュースを担当し、ミリオンヒットを連発。コンピューターを駆使した楽曲は頭文字をとって「TKサウンド」と呼ばれるなど、社会現象に。楽曲を提供された歌手は「小室ファミリー」と称され一大グループを築いた。
ただ21世紀に入るとヒット曲に恵まれず。香港に設立した音楽事業会社「ロジャム・エンターテインメント」からの撤退や、離婚の慰謝料支払い…。05年には「トライバル―」社がスポンサー契約を結んでいたサッカーJリーグ・大分トリニータへのスポンサー料未払いが話題に上るなど、金銭トラブルも。多額の借金を抱えていたという。
表舞台ではトラブルの影を見せず、今年8月31日には都内で、エイベックス主催のライブイベント「a―nation’08」最終公演に、妻のKEIKO(36)らとのユニット「globe」として出演。キーボードを破壊するド派手パフォーマンスを見せ、globeの活動にも精力的だった。
◆本人、妻も姿見せず…自宅に報道陣50人 ○…東京・西麻布にある小室氏の自宅には、夜遅くまで約50人の報道陣が詰めかけた。大通りに面したマンションに在住。交通量も多く、大勢の通行人も物々しい状況に興味を示し、関係者と思われる人物が報道陣の様子をビデオカメラで撮影する一幕も。本人、妻のKEIKOはともに姿を見せることはなかった。
◆小室 哲哉(こむろ・てつや)1958年11月27日、東京都出身。49歳。83年「TM NETWORK」を結成し、翌年デビュー。87年シングル「Get Wild」がヒットし、88年NHK紅白歌合戦初出場。94年に活動休止。その間、作曲家として渡辺美里らへの楽曲提供や「ぼくらの七日間戦争」「天と地と」などで劇中音楽を担当。95年「globe」を結成。音楽プロデューサーとしても多数のアーティストを手がけ、ヒット曲を連発させる。2001年に吉本興業入りも、昨年6月に契約満了。昨年4月からは尚美学園大学芸術情報学部の特任教授。02年11月にKEIKOと再婚。2度の離婚歴あり。