OPEC、過去最大220万バレル減産決定
朝日 2008年12月18日1時11分
【オラン(アルジェリア)=中川仁樹、ロンドン=尾形聡彦】石油輸出国機構(OPEC)が17日の臨時総会で、現生産目標の約8%に当たる日量約220万バレルと過去最大の減産を来年1月から実施すると決めた。
一方、非OPEC最大の産油国ロシアも総会にオブザーバー参加し、減産の用意があると表明した。
OPECとロシアによる異例の協調減産は、原油の供給過剰をなくし、価格を引き上げるのが狙いだ。
原油価格は7月に史上最高値の1バレル=147ドルをつけたが、世界的な景気後退に伴う需要減などでその後価格が急落し、現在は45ドル前後で推移しているためだ。
OPECの現在の生産目標(イラクとインドネシアを除く加盟11カ国ベース)は2730万バレル。欧州メディアによると、過去最大の減産は99年の約172万バレルだったが、今回の200万バレル超の減産はこれを上回る。
世界の原油需要は日量約8600万バレルで、OPECはこの3分の1近くを供給する。一方、非OPECの代表格であるロシアの生産量は、日量980万バレル程度とされる。
ロシアは17日の総会にオブザーバー参加し、約3%に当たる日量32万バレルを来年から減産する用意があると表明した。
世界の原油供給のほぼ半分を占める両者の協調減産で原油価格が上昇に転じる契機となる可能性がある。ただ、世界同時不況の様相が強まるなかで、さらなる原油需要減も予想され、価格の方向性は見通しにくい面もある。
【^o^ 】 産油国の悲鳴 聞こえるねー