フェラーリも萌える 「痛車」ビジネス
クルマのボディーに漫画やアニメ、ゲームなどのキャラクターを描いてドレスアップした「痛車(いたしゃ)」の人気がますます高まっている。
9日に東京・お台場開かれたイベント「痛Gふぇすたinお台場」には、痛車約450台に加え、バイク、自転車にキャラを描いた「痛単車」「痛チャリ」も集合。
キャラをプリントしたラジコンやプラモデルも登場し、“痛車ビジネス”が盛り上がりつつある。
フェラーリにランボルギーニ、ランチア。そのままでも自己主張の強いデザインのイタリア車だが、ボンネットやドアに大きくキャラクターを描かれ、強烈な存在感で迫ってくる。「痛車」と呼ばれる車たちだ。
漫画やアニメ、ゲームのステッカーをはったり、キャラクターグッズを車内に置いた車は90年代にも見受けられた。2000年代に入ると、ボディーに大きくキャラクターをペイントした車が登場。漫画やアニメのファンが、見ていて「痛々しく感じる」という意味に、「イタリア車」を略した「イタ車」の語感を重ねて「痛車」と呼ぶようになった。
「痛Gふぇすた」は、専門誌の「痛車グラフィックス」を刊行する芸文社(東京都豊島区)が企画。
会場では、跳ね馬のエンブレムを持った「フェラーリ430スパイダー」に、ネット発で流行した「ウマウマダンス」のキャラを描いた車が人目を引いていた。
また、作品の舞台となった鷲宮神社(埼玉・鷲宮町)にファンが殺到して話題となったアニメ「らき☆すた」、小説やアニメで人気の「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」がモチーフになった車などが勢ぞろいした。
痛車の認知度が上がるにつれて、関連ビジネスも続々と出現してきた。
バンダイナムコグループのシー・シー・ピー(東京都台東区)が、ロボットアニメ「マクロスF」のキャラクターを描いたラジコンカーは、「ショップでは出せば品切れ」(企画推進室の木村禎成リーダー)という人気商品となっているという。
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