異例の4度目リコール
朝日 2008年11月18日
三洋電機は18日、02年4月~03年10月に製造した「トップオープンドラム」式の洗濯乾燥機が発火、住宅が半焼する事故が起きたと発表した。類似機種を合わせて計27万9500台を無償修理(リコール)する。問題の製品は04年以降、不具合の発覚ですでに3回のリコールを実施している。4度目のリコールは異例だ。
発火事故は今年6~10月に計3件起きた。大阪府和泉市で住宅が半焼したケースでは、ヒーターと制御回路を結ぶ洗濯機下部の電線が、振動で劣化して火花を発生。電線のカバーに引火した。愛知県岡崎市と熊本市では、ヒューズの金属が変形して接触不良を起こし、発熱したという。いずれも人的被害はなかったという。
リコール機種は02~06年に製造された。一部では04年に発火事故が起きた。その後も修理のミスなどで発火したこともある。事故について三洋は、「原因が分かっており、修理で万全を期す」と説明、3、4カ月かけて作業する。顧客への返金などの対応はしない方針だ。
三洋にとって洗濯乾燥機は家電の看板商品となっている。イメージ低下による業績への影響は避けられないうえ、約50億円を見込む修理費用は09年3月期に特別損失として計上する予定だ。
リコールするのは発火した「AWD―A845Z」と、類似機種の「AWD―B860Z」「AWD―U860Z」「AWD―S8260Z」「AWD―X1」「AWD―U1」「AWD―GT960Z」「AWD―S9260Z」「AWD―ST86Z」。同社は19日に洗濯乾燥機相談室(0120・34・3226)を開設する。
(^_^;) 光る東芝 回る日立 火を噴く三洋
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